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【前橋競輪】高瀬卓「青競の新人記者もオレの弟子」

2021/05/01(土) 16:30 0 1

前橋競輪「関東プロスポーツ杯(F2)」は1日、初日を開催。予選9Rで弟子の尾崎悠生と連係した高瀬卓に話を聞いた。

弟子の尾崎悠生とワンツーを決められず”ごめんなさいポーズ”をする高瀬卓

 弟子の尾崎悠生と初連係だった高瀬卓。作戦は「オレの事は気にせず、お前のレースに徹しろ」だった。レースは尾崎が主導権を取ると、山本淳がイン粘り。ここで、師弟ワンツーは厳しくなってしまった。

「思い出の初連係になるはずが、ちょっと汚されてしまったね(苦笑)。もちろん、競走だから競りも覚悟していたし気にしていない。結果的に高橋大輝君に捲られたけど、自分の位置は守ったし、最低限の走りは出来た」。

 尾崎の他に弟子がいるかと聞くと「富君と言い、山口の富弥昭さんの親戚の子の面倒を見ていた事がある。高校3年生の夏から1年ぐらい、オレのスパルタ教育を受けたかな。だけど、試験の1週間前に交通事故にあって、本番でタイムが出なかった。試験は1回だけの約束だったので、それきりでした」。

 ただ、その富新治は縁あって4月から競輪専門紙のアオケイに記者として入社した。「それを聞いてビックリしたよ。だけど、競輪が好きだし良い記者になるんじゃないかな。早く、オレのところにも取材に来て欲しいね」。高瀬のトレードマークと言えば大きな体と大きな声。今日も検車場に声が響き渡っていた。(町田洋一)

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