2022/12/10(土) 18:45 0 6
別府競輪の「JC×HPCJC別府八湯ゆけむりカップ(FI)」が10日、2日目を開催。11日のS級決勝12Rを走る鈴木庸之に話を聞いた。
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関東はただ1人。九州勢が山崎賢人-北津留翼-小川勇介-吉本卓仁と4車が結束しており、松本貴治-高原仁志もいる。鈴木は思案を巡らした末に「山崎君の番手にジカ勝負」とコメントした。
「このメンバーでどうやって勝てばいいのかを考えたら、これしか浮かばなかった。2対2に分かれれば良かったけど4車ですからね」と悩める胸中を明かした。
初手から番手勝負をするのは初めてだという。
「昔、人の後ろを回った時、大塚健一郎さんにジカで来られたことはあったけど(笑)。僕から行くのは初。ただ、追込にチェンジしたいとかじゃない。あくまで、この番組で勝つことを考えての判断です」とイレギュラーを強調。
そして「昔からのファンの人がこのレースを見てどうすれば楽しいかも考えた。勝負しなかったらあまりにも単調なレースになる。それなら初手から行くべきと考えた」とも話した。
九州一強のムードが暗雲立ち込めてきた。荒れる展開が予想されそうでレースは入り組む乱打戦となりそうだ。(netkeirin特派員)