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【燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】勢いに乗る上田尭弥

2022/12/09(金) 06:45 0 6

松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」が8日から開催中。9R二次予選に出場する上田尭弥に話を聞いた。
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「差されてしまったけど、ラインで決められた事が嬉しい」と話す上田尭弥

 初日は中団から捲ってワンツースリーを決めた上田。後ろの渡部哲男には差されたものの、2着と好スタートを切った。

 直前の玉野開催では連勝からの準優勝と勢いが続いている様子。

 以前、会った取手開催では『セッティングがしっくりきていない』と眉をしかめていたが、2場所前の富山記念3日目からセッティングが出始めたそうだ。

「セッティングに結構悩んでいたので、やっとセッティングが出て気持ちに余裕が出てきた」と話し表情もスッキリとしていた様に感じた。

 初日、初手の並びは土生敦弘-畑段嵐士-武田哲二の近畿勢、猪狩祐樹-竹山陵太の東北勢。後ろ攻めとなった上田尭弥-渡部哲男-児玉慎一郎の西日本勢に単騎の福田滉

 上田が押さえて残り2周で東北2車が前に出させ、3番手を確保した上田。車間を空けながら土生の仕掛けに併せて最終ホームで外に持ち出した。

 猪狩の抵抗はあったものの、バックでは先頭に立ちラインワンツースリーを決めた。

「猪狩さんが来たときに土生君がいなかったので、それなら出してもいいかなと。その後は車間を切って、モニターを見たら一本棒だった。これなら土生君より先に仕掛ければワンツースリーが決まると思った。車の出も良かったです」

「ただ、ゴールした後はずっぽし行かれた気がした。渡部さんつえーなと思ったけど、実際は際どかった。今日は理想的な踏み方が出来たし余裕を持って走れた。二次予選も構え過ぎずに積極的にいきたい」

 2着スタートとはなったが、好調気配は継続中の様子。二次予選は特選スタートの桑原大志櫻井太士でラインを固める。

 相手は窓場千加頼-畑段嵐士の京都コンビ、高橋晋也-和田圭-尾形鉄馬の東北勢に単騎を選択した望月裕一郎

 強者揃いとなったが、この調子で予選突破を狙いたい。(アオケイ・宮本記者)

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