2022/12/08(木) 21:00 0 5
松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」が8日、開幕した。8Rの一次予選に出場した堀内俊介に話を聞いた。
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爽やかな笑顔で人気の堀内俊介が“鬼”の形相で本線に抵抗した。
福永大智が率いる中近ラインが人気に推されたこのレース。前受けから下げた福永が中団で粘ると堀内も「閃きで」中団外併走にこだわった。赤板から1周以上、福永を内に抑え込み、最終1センターからまくり発進。
結果的に真後ろにスイッチしていた福永にゴール前でかわされたが、打倒本線のお手本のような走りであわやのシーンを演出した。
「あそこで斬っても近畿勢に展開が向いてしまうと思ったので(外併走に)こだわりました。キツかったけどまくりにいけたし動きは悪くないのかなって思います」
6月の当所GIIIで落車し鎖骨を骨折。
復帰後は本来の走りができず苦しんでいたが「2週間前に(プレートを)抜いて」復調ムード。また「今は平塚で多くの若手や(郡司)浩平たちと良い練習ができている。自分も(練習を)見直していろいろやっているので、これから少しずつ良くなっていくと思います」と笑顔で語った。
点数以上の力があるだけに、二次予選以降も軽視はできない存在だ。(netkeirin特派員)