2021/05/02(日) 07:00 0 13
5月1日から今年3月に競輪養成所を卒業した119回生、120回生によって争われる「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」がスタートした。静岡競輪場で行われたルーキーシリーズ7RL級ガールズ予選1に出走した濱野咲(はまのさき)に話を聞いた。
無事にデビューを終えた19歳の濱野咲は東京出身。高木真備、梅川風子、石井寛子、貴子姉妹などガールズケイリンのトップ選手が本拠地を置く京王閣競輪場(東京都調布市)をホームバンクとしている。
養成所卒業後は、先輩たちの力を借りながらこの日を迎えた。
「石井貴子さんと中村さん(中村由香里)とは一緒に走らせてもらいました。ただもうスピードが違いすぎて…。でもいつかは追いつきたいです」と語る。
レース前日は仲の良い同期の本多優と行動を共にし、とくに緊張した様子は見せていなかったが、デビュー戦は7着と最下位に終わった。
「採点は100点満点の10点です…位置取りが後ろ過ぎました。仕掛けも中途半端でしたね。今日はビビってしまったので明日は思い切って走りたいです」
偉大な先輩たちの背中を追う濱野の挑戦は始まったばかりだ。