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【競輪ルーキーシリーズ】窪木一茂「1日でも早くS級へ!ゴールまで絶対にあきらめません」

2021/05/01(土) 06:00 0 0

5月1日から「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」が静岡競輪場を皮切りにスタートする。今年3月に競輪選手養成所を卒業した119回生(男子)、120回生(ガールズ)のお披露目の場でもあり、7月以降のチャンレンジレースに向けての注目シリーズとなる。静岡競輪で行われるルーキーシリーズ12Rに出場する窪木一茂(くぼきかずしげ)に話を聞いた。

ナショナルチームではトラックレース中距離で活躍する窪木一茂選手。登録府県は福島県。北日本地区の星を目指す

 ナショナルチームに所属して脇本雄太新田祐大選手らと練習を行っている窪木一茂に、ここまでの過程を聞いてきた。

「ロードレース中心に走りながら、調子を上げてきました。内容としては、スピードよりも乗り込み中心ですね。学校(養成所)ではあまりやってこなかったので。まずはしっかりと走って、本格デビューの7月までにきっちりと仕上げていきたいですね」

 現在の心境を伺うと「朝ここに来たときはとくに緊張していなかったのですが、(報道陣の)数をみて、徐々に緊張してきたかもしれません(笑)」と気持ちが高ぶってきた様子。

 リオ五輪の出場経験を持つオリンピアンでナショナルチーム所属という華々しい経歴の窪木。セールスポイントを尋ねると「自分の特徴は粘り強さですね。レース中に”もう終わったか”と思われてもゴールまであきらめたくない。車券を買ってくれたファンに貢献したい」と語る。

 窪木は積極的にSNSを発信している。その理由について尋ねると「ぼくは仕事として競輪をやっています。自分のことは“商品”だと思っています。応援してくれているファンのために、これからもドンドン発信していきますよ。本当は得意じゃないんですけど(笑)」

 ナショナルチームのメンバーからデビューに際してアドバイスについては「えーと、メディアで発信していいものかどうかちょっと悩むようなワードでしたので、ここでは控えます(笑)。ただ、脇本さんも新田さんもとてもフランクに接してくれているので、本当にありがたい存在なんです(笑)」

 目標を尋ねると「一日でも早くS級になること、もちろんパリ五輪もあきらめていません」と力強く答えてくれた。SNSでの発信を欠かさない119期大型ルーキーがいよいよ発進する(netkeirin編集部)

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