「年に2回のピークを、ダービーと競輪祭にもっていくようにトレーニングしてきた」と公言する深谷知広が大事なシリーズで白星スタートを切った。

「カマしにいく感覚だったけど踏み出しのバランスが悪かったのと、寺崎君も踏んでいたので合わされた」と一瞬危ない場面もあったが、4番手に入って立て直すと、上がり10秒9の快速まくりで快勝。

「あの形ならもうちょっとタイムがほしかった」とやや不満そうではあったが「抜群に良いわけじゃないけど、悪くはない」と自身に及第点を与えた。

　2日目からは怒涛の5日連続走りになる。

「しっかり疲れを取って、そこからアップなどで感覚を調整していきたい」

　修正能力にたけている深谷なら、日に日に調子を上げてくるはずだ。(netkeirin特派員)

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