賞金ランク5位で大会入りを迎えた山原さくら。今年を振り返って「まさかグランプリ出場を争えるとは…。よく頑張ったなぁ」と自画自賛。

「サマーナイトの決勝進出(3着)が大いに自信になっています。最近は決勝で勝ち切れていないことが多いけど、体は思った以上に動いてくれている」と自身を評した。

　2016年以来5回目のガールズグランプリ出場へ邁進中。

「こういう気持ちでトライアルに臨むのは初めて。いろんな気持ちがまざりまざっている。でも平常心で走るのが一番だと思うし、(グランプリ争いは)あまり意識しないようにしたい。小倉はスピードがないと捲りが決まらない。自分の持ち味を出して、前々に攻めていきたい」

　かつては練習の拠点にも置いたバンクのポイントを掲げた。前走の静岡から中7日。直前は充実の練習ができたそうだ。

「久しぶりに7日も間隔が空いて、しっかりと練習ができた。直前は防府バンクにお邪魔して、清水(裕友)君や松浦(悠士)さん、深谷(知広)さんたちと一緒に練習させてもらいました。全部ちぎられましたけど(苦笑)。もう一生できない、夢のような練習でした」

　男子のトップレーサーに混ざってスピード等を鍛えた。心身で刺激を受け、ガールズグランプリトライアル初制覇に挑む。(netkeirin特派員)

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