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【競輪祭】今節のレース展望!

2022/11/18(金) 16:45 0 22

小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は22日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 グランプリ出場に向けて最後の大一番。賞金ボーダーの選手達は、初日から痺れる様な闘いになる。現状、グランプリ出場が決まっているのは、GIを獲っている脇本雄太古性優作新田祐大。そして賞金順位上位の松浦悠士佐藤慎太郎守澤太志郡司浩平。レアなケースが起こると乗れないケースもあるが平原康多も当選確実。9番手の清水裕友と10番手の山田庸平の賞金差は約1000万円ある。清水裕友も思わぬ選手の優勝がなければ、9割ぐらいの確率で出場出来る。

脇本雄太

 普通に走れば、脇本雄太の優勝で間違いない。選考の関係で親王牌は走れなかったし、その分、爆発させたい気持ちも強いはず。9月開催の向日町記念では走りに賛否両論あったが、1着を取るのが、本人のテーマだしファンへの還元。もちろん、昔やっていた走りを忘れた訳ではないし、突っ張りや後ろからのカマシ先行も体調次第。当然、相手にとって一番嫌なのは突っ張り先行である。

古性優作

 番手は、グランプリのリハーサルも含めて古性優作。所謂、脇本雄太を差せる数少ない選手。離れは99%ないし、差しも20%ぐらいの確率である。もし、脇本雄太が失敗のケースは苦手な番手回りぐらいかもしれない。

松浦悠士

 S班の選手も斡旋停止や怪我明けの選手が不在で、全員、名前が入っている。松浦悠士清水裕友の中国ゴールデンコンビが打倒、ワッキーの一番手。この2人に太田竜馬町田太我犬伏湧也が決勝に勝ち上がった時、2段駆けの布陣なら、脇本雄太が苦しむ展開も予想される。どうあれ、今の競輪はライン戦だし、地区全体の調子の良さ悪さで結果が決まる。

 北日本はスーパールーキーの中野慎詞の参戦があれば面白かったが、現有勢力でも何とかなりそう。もちろん、新田祐大新山響平の自力選手の出来次第になるが、どんな展開でも佐藤慎太郎守澤太志成田和也は克服する。この3人のマーカーの序列も崩れていないし、佐藤慎太郎が上手く音頭を取る。

平原康多

 関東は平原康多が40歳になっても、脚落ちしていない。さすがに全部のレースで、全盛時の走りは出来なくなっているが、目標さえあれば心配ない。眞杉匠森田優弥坂井洋菊池岳仁吉田有希を操縦する。吉田拓矢も赤パン維持に必死だ。

 南関は深谷知広に、すっかりお馴染みになった郡司浩平深谷知広は長い距離をもがけるし、シビアな運行なら郡司浩平にもチャンスがある。

 中部は、山口拳矢浅井康太の連係が機能するかだ。売り出した頃の勢いが山口拳矢にはなくなっているし、浅井康太も今年は落車が多い。だけど、勝負強さには定評のある2人だし、忘れてはいけない。

 九州は地元の北津留翼に期待が集まる。ファン間でも人気の高い選手だし、ドームの空間が、翼の応援で沸くかも。九州は今時の考えの若手が多いが、北津留翼の為なら、早駆け出来る選手ばかり。もちろん、荒井崇博もグランプリ出場に向けて勝負駆けだ。

児玉碧衣

 ガールズケイリンはAとBの2層制で前半の三日間での開催。それぞれの優勝者にグランプリ出場の切符が与えられるし、賞金争いも混沌としていて見所のひとつ。Aは競技系の選手が多い。佐藤水菜太田りゆ小林優香梅川風子が中心。やはり世界で通用しているサトミナが一番人気になる。Bは地元の児玉碧衣が優勝候補の筆頭で、妹弟子の尾方真生も先行に拘る。

宿口陽一選手、太田竜馬選手は欠場となりました(11/21)


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