連日、早めのカマシ逃げで人気に応えている坂田康季。踏み直しもしっかりしているし、見ていて安心出来る走りを披露している。

　レース後は「初日は出切ってから余裕があったが、2日目は少し踏んだ距離が長くてキツかった」と息を切らしながら話してくれたが「今回のデキはかなりいいと思う。ラインで決まっているし、内容にも満足している」と好調をアピール。

「今までピンピンでの勝ち上がりは何度かあったけど、完全優勝はできていないんです。自分のTwitterにも投稿したけど、B'zの稲葉さんのソロライブに当選したんです！ 今回こそ完全優勝をしてグッズ代を稼がないと！」。

　決勝は同期の照井力斗、荒川仁との3分戦。ラインの厚みを活かした走りで初の完全優勝を目指す。(アオケイ・松野記者)