2021/04/27(火) 18:30 1 0
強地脚を生かした先行が主戦法の加藤健一は、決して器用なタイプではない。しかし初日特選では同地区の後輩・渡邉直弥の番手を回ることになった。
「年下の後輩が『前で頑張りたい』と言った時は後ろを回るようにしているんです。自分が若手の時はそうやって先輩が付いてくれましたし。別でやるよりは(自分が後ろを回る方が)良いかなって」。
しかし”案の定”番手戦での成績は良くないようで「この前は競られちゃったし、難しいですよね」と苦笑いを浮かべながら首を傾げた。
「結果は出ていないけど状態は上がっている。まだS級点は諦めていないので、一戦一戦を大事に走っていきたい」と意気込む加藤。番手戦での成績が安定すれば点数もアップするはず。初日のレースで、苦手意識を払しょくしたいところだ。(netkeirin特派員)