2021/04/27(火) 16:30 0 0
レースは5車立てで行われた。前受けだった斉藤は下げて3番手を確保。最高のポジションだったが、打鐘過ぎ4角からカマシを披露。マークの永井隆一は離れて裸逃げとなったが、懸命に逃げ粘って2着に入線。
「中団は取れたけど、力を出し切るレースをしたかったので、カマシに行きました。最後は小酒君に抜かれたけど、やりたい走りはできた」と清々しい表情でレースを振り返った。
ここ最近は自力でレースを行うこともある斉藤だが、元々は追い込み選手。自力に戻したキッカケを尋ねてみると「7車立てになってからタテ勝負だなって思いました。昔なら競っていたけど、7車だとそれでは勝てない。あとは3番手、4番手を回っても勝ち目がないなって思いましたね。もちろん埼京とか関東のラインなら話は別だけど、他地区の3,4番手を固めるなら自分でやって力を出し切るレースをしたいと思ったのがキッカケです」と話す。
更に「埼玉はドンドン強い若手が出てくる。連係した時に離れちゃカッコ悪いでしょ(笑)。あと10年は選手を頑張りたいと思っているし、これからもタテ脚を磨いていきます」と笑顔で話してくれた。(アオケイ・石濱記者)