2022/11/12(土) 16:45 0 2
初日、2日目と連勝で勝ち上がり8連勝中の加藤は、A級2班への特別昇班まであと1勝となった。
準決勝では前受けの加藤を大中拓磨ー樫村伸平の兵庫コンビがフタをする形となった。加藤は焦ってしまったのか、引かずに自ら樫村をドカしてすかさず捲る展開になった。
「焦ってしまった。仕掛けた時には1着に届く感じがあったけど、京治さんと一緒に決められなかったのは悔しいし、申し訳ない気持ちで一杯」。
「初日はペースの上げ方を失敗して出し切れず。準決勝は焦りすぎて中途半端になってしまったので、スッキリしないですね…」と少し困った様な表情を浮かべていた。
ただ、特昇がかかる9連勝について聞いてみると「特に意識はしていなかったけど、ここまできたからには目指したい」と気合が入っていた。
決勝は加藤将武ー早坂道義の関東勢、堀航輝ー清水一博の東北勢、岸田剛ー南儀拓海の新人同士の中近勢、単騎を選んだ須藤誠で2対2対2対1の3分戦となった。
新人同士でスピード戦が予想されるが、2日間出し切れなかった分決勝では出し切る競走をして貰いたい。そして地元での特昇を決めて欲しいと願うばかりだ。(アオケイ・宮本記者)