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　10日時点の「S級・3連対率ランキング」は、脇本雄太(33歳・福井=94期)と前週2位の村上博幸(43歳・京都=86期)が同率で1位となった。

　村上は、9日に最終日を終えた富山競輪「ライちゃんカップ(FI)」に出場。初日特選3着、準決勝2着で勝ち上がり、決勝では成田和也(43歳・福島=88期)の強襲を振り切って優勝した。

　また、前週から3連対率を上げた松岡辰泰(26歳・熊本=117期)が14位から10位に浮上。松岡は、9日に最終日を終えた和歌山競輪「WBS和歌山放送杯(FI)」に出場。初日特選3着、準決勝と決勝で2着となった。

　前週は上位20位圏外だった山田庸平(35歳・佐賀=94期)は16位にランクイン。山田は8日に最終日を終えた取手競輪「S水戸カップ東京中日スポーツ賞(FI)」で完全優勝し、現在5連勝中。

　S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。前週に続き、平原康多(40歳・埼玉=87期)、松浦悠士(31歳・広島=98期)、郡司浩平(32歳・神奈川=99期)の3名が上位20位にランクインした。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

S級・3連対率ランキング(2022年11月10日時点/直近4か月)

※太字はS班、赤字は勝率30%未満

順位	選手名	3連対率	勝率
1	村上博幸	94.7	36.8
1	脇本雄太	94.7	89.4
3	深谷知広	84.6	38.4
4	横山尚則	81.8	31.8
5	平原康多	80	56
5	嵯峨昇喜郎	80	40
5	中野慎詞	80	55
8	松浦悠士	79.3	37.9
8	郡司浩平	79.3	48.2
10	松岡辰泰	78.2	30.4
11	北井佑季	76.9	46.1
12	北津留翼	76	44
13	大槻寛徳	75.8	37.9
14	青野将大	75	45
14	吉田有希	75	33.3
16	山田庸平	73	50
17	志智俊夫	72.7	45.4
18	成田和也	72.4	24.1
19	森田優弥	72.2	44.4
20	佐藤和也	72	24

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。

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