2021/04/25(日) 20:00 0 4
昨年に続いて武雄記念V。今年は1月が岸和田記念in和歌山、2月が高松記念、3月が玉野記念in広島、そして今回。4カ月連続のGIII優勝だ。通算では10回目のGIII制覇。初優勝が18年12月の地元・広島記念だった。あれからまだ2年4カ月程度。ハイペースでGIII優勝を積み重ねている。
「以前は気持ちで負けていた。弱気で大きいレースができていなかった。桑原大志さんや柏野智典さん、岩津裕介さんら、同地区の先輩から『もっと自信を持て』とアドバイスをもらったり、記念を1回獲って、思い切ったレースができるようになったのが大きい。それに、(清水)裕友がいるっていうのも非常に心強いです」。 “ゴールデンコンビ”を形成する頼れる清水の存在もやはり欠かせない。
そして今回は、昨年7月に使用したフレームで2日目まで戦った。「練習の感触を考えると、レースでは少し物足りなかったので、3日目から普段のフレームに戻した。ダービーもこれで行きます。この優勝は気持ちの面でも大きい。スカッとした気分で臨めますね」。
次走は5月4日から始まる今年2回目のGI・ダービー。賞金ランクのトップスリーが一堂に会した“前哨戦”を制した松浦の次なるターゲットは、ダービー初優勝だ。 (netkeirin特派員)