2022/10/27(木) 19:45 0 2
玉野競輪場のナイター競輪「netkeirin杯(FI)」は30日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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今年は夢のグランプリに賞金順位で出場出来る可能性もある山田庸平。
親王牌が終わった時点で5900万円稼いで10位をキープ。清水裕友が6800万円で9位、成田和也が5700万円で11位。新田祐大のグランドスラムで、賞金枠がひとつ減ったが、最後の競輪祭の結果次第では清水裕友を逆転も可能だ。競輪祭は準優勝でも2000万ある。3位では1300万だし、今節少しでも賞金を上積みさせておきたい。この後も記念の斡旋がなく、14日からの京王閣FIであるし、追加だがモチベーションは高い。親王牌の初日に落車してしまったが、4日間完走して、3日目には1着を取っている。
同県の松岡辰泰や上田尭弥の後輩の力を借りて完全優勝を目指す。その辺りは九州の後輩もわきまえているはずだ。3番手は古豪復活の坂本亮馬や、誰もが怖れる大塚健一郎が控えている。九州で野田源一もいるが、いつも通り単騎で走るだろう。
昨年の良い頃に比べると勢いがなくなってしまったが、年末にはヤンググランプリも控えている。対戦相手からすると、“捲り選手”であり、やりやすい雰囲気が出てしまったが、FIならスピードは違う。中部近畿の1班は山口拳矢と窓場千加頼だけ。援軍は少ないが、ある程度の位置があれば届くとみたい。
ただ大物ルーキーの太田海也がおり、山口拳矢の不発や九州作戦が失敗のケースも十分考えられる。太田海也はナショナルチームとの二刀流。とにかく大物であり、師匠の藤田昌宏と師弟斡旋だ。
A級戦は松尾勇吾が高得点で安定した成績を残している。ショート捲りか捌きであるが、タテ脚は抜群。松尾勇吾マークは九州で好永晃。