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【大楠賞争奪戦】悔しさをバネに再び輝きを! 中村浩士

2021/04/24(土) 21:00 0 1

武雄競輪場で開催中の「大楠賞争奪戦(GIII)」が25日に最終日を迎える。特別優秀戦11レースに出走の中村浩士選手に話を聞いた。

郡司浩平との連係に「いい刺激になった」とこたえてくれた中村浩士
 3日目8Rは、矢口啓一郎マークから2着に突っ込んだ。「疲れの方は日に日に良くなっている。ただね…」。そこからは、郡司浩平と連係した2日目の二次予選12Rに話が及んだ。

「郡司君が以前より一段も二段も上がっている。さすが、GIを連続で勝つ選手。郡司君に離れてしまい、ファンの期待に応えられなかったのが悔しい。力不足ですね。場内のお客さんからも叱咤激励を受けましたよ(苦笑)。郡司君だけじゃなく、南関勢が盛り上がっているからね。疲労をちゃんと抜いて対応していかないと」

 二次予選は郡司にぶっちぎられて6着。それでも「あれがいい刺激になった」とも言う。「あらためてトップ選手のスピードを体感できた。まだ上を目指したいし、上のクラスで走る方が楽しい。やりがいがある仕事ですよ」と笑った。

 千葉支部長を務め、競走の合間も公務等で忙しい。しかし、それを言い訳にせず、上を目指すことしか考えていない。グランプリを制した和田健太郎、GI連続優勝中の郡司浩平深谷知広の移籍などで盛り上がりを見せる南関勢。そこに人望も厚い中村というピースが加われば、ますます強固になるはずだ。悔しさをバネに、再び輝きを取り戻してみせる。(netkeirin特派員)

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