2021/04/24(土) 21:00 0 1
3日目8Rは、矢口啓一郎マークから2着に突っ込んだ。「疲れの方は日に日に良くなっている。ただね…」。そこからは、郡司浩平と連係した2日目の二次予選12Rに話が及んだ。
「郡司君が以前より一段も二段も上がっている。さすが、GIを連続で勝つ選手。郡司君に離れてしまい、ファンの期待に応えられなかったのが悔しい。力不足ですね。場内のお客さんからも叱咤激励を受けましたよ(苦笑)。郡司君だけじゃなく、南関勢が盛り上がっているからね。疲労をちゃんと抜いて対応していかないと」
二次予選は郡司にぶっちぎられて6着。それでも「あれがいい刺激になった」とも言う。「あらためてトップ選手のスピードを体感できた。まだ上を目指したいし、上のクラスで走る方が楽しい。やりがいがある仕事ですよ」と笑った。
千葉支部長を務め、競走の合間も公務等で忙しい。しかし、それを言い訳にせず、上を目指すことしか考えていない。グランプリを制した和田健太郎、GI連続優勝中の郡司浩平、深谷知広の移籍などで盛り上がりを見せる南関勢。そこに人望も厚い中村というピースが加われば、ますます強固になるはずだ。悔しさをバネに、再び輝きを取り戻してみせる。(netkeirin特派員)