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【寛仁親王牌】初めて3番手を回った竹内雄作

2022/10/23(日) 20:15 0 9

前橋競輪の「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」が23日に最終日を開催。4レースで初めて3番手を回った竹内雄作に話を聞いた。
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「上位に加われるようにこれからも頑張っていきたい」と話した竹内雄作

 最終日は同県の橋本優己に、三重の谷口遼平と中部3人で同じ番組になった竹内雄作。並びが決まる経緯は聞けなかったが橋本-谷口-竹内で結束。

 太田竜馬取鳥雄吾との3分戦で橋本の走りに注目が集まったが、取鳥を送り出して中団を確保。ただ、7番手から豪快に巻き返した太田竜馬がラインで上位独占を決めた。竹内は切り替えて踏んだ谷口を追っての5着。レース後に話を聞く機会があった。

「初めて3番手を回りました。ここが地元だったら橋本の後ろだったと思うけど、遼平には優勝をさせてもらったこともあるし、いつも頑張ってくれる。なので並びは割とすんなり決まった。(橋本も)作戦をある程度、考えた上での走りだった。取鳥君はやっぱりやる気でしたね。なかなかあの上を行くのは簡単ではないですよ。難しいレースになっちゃったけど、いい経験をさせてもらいました」。

 自身の結果は5着。ラインとしても見せ場を作りきったとは言いがたい内容になったが竹内は意に介していない。

「いろいろな人のいろいろな思惑もあるので。自分もGIを走って走ってスピード域を覚えていった。じぶんはそれしかできなかった。やっぱりFIとGIのペースは違うので。今回も身を持って実感した。これから出てくる若い選手たちにもそういうのを体感していってもらいたい。なにごとも経験。自分もそういう(3番手回りなど)年齢になってきている。基本は自力勝負だけど、こういうことも増えてくるとは思う。体の状態は問題ないし、もっともっと上位に加われるようにこれからも頑張っていきたい」。

 初めて3番手を回って見えてくるものもあっただろう。今後に必ず生かされる一戦になったはずだ。(netkeirin特派員)

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