2022/10/23(日) 16:56 0 36
10月23日、前橋競輪場で行われた寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI・最終日)の決勝は、内を捲った新田祐大(36歳・福島=90期)が1着、大外を強襲した守澤太志(37歳・秋田=96期)が2着、間を割った松浦悠士(31歳・広島=98期)が3着に入った。3連単は⑨-③-⑤で28,390円という配当だった。
レースは残り2周で斬った古性優作(31歳・大阪=100期)がそのまま駆ける展開。吉田拓矢(27歳・茨城=107期)が3番手を取り、5番手で新田と松浦が並走する形となって最終周回に入る。内の新田は松浦に締められ後方となり、バックでは万事休したかと思われたが、内が空いた隙を見逃さず徐々に進出。直線では逃げる古性を交わし、大外を強烈な脚で追い込んできた守澤との内外離れた大接戦を制して優勝した。
新田はこの優勝により、井上茂徳、滝澤正光、神山雄一郎に続く史上4人目のグランドスラム達成。さらにKERIINグランプリへの優先出場権利を得た。