10月21日、前橋競輪場で行われた寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI・2日目)のローズカップは、差した松浦悠士(31歳・広島=98期)が1着、追い込んだ郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が2着、捲った清水裕友(27歳・山口=105期)が3着に入った。3連単は⑤-②-①で5,430円という配当だった。

　レースは北日本4車を率いる新田祐大(36歳・福島=90期)が打鐘で山崎賢人(29歳・長崎=111期)を叩いて先行していく展開。清水と松浦の中国コンビは最終ホーム8・9番手となるが、山崎が粘って隊列が短くなったところを捲って巻き返す。3角から清水と新田のもがき合いになるところ、直線に入って清水追走の松浦が一気に抜け出し、単騎で松浦を追走していた郡司とのゴール前勝負を制した。