2022/10/17(月) 19:45 0 5
準決の岩谷は赤丸急上昇中の北井佑季との2分戦だった。徹底先行の北井を相手にどのような戦法をとるのか注目されたが、とった作戦は前受けからの突っ張り先行。
ラインが入り乱れる激しい展開となったが、北井を潰し自身は2着に逃げ残った。
「行かれたかなと思ったけど、何とか前に出られた。北井さんに逃げ勝ったのは大きい」と満足そうに振り返る。
「前検から言っていたけど、今回は調子がいいですね。長い距離を踏めているので自信を持って走れている」。
一時期はリズムを崩したが、前回の松阪記念から気配がいい。
「今年は競輪祭にでられるのでそこを目標にやっている。調子が良いからといって狙いすぎないように。狙って何度も失敗してきたので(笑)。意識せずに走るのが僕は一番強い」とあくまで自然体を強調。決勝は嵯峨昇喜郎、森田優弥との若手機動型の3分戦。
激戦必至の好メンバーで岩谷の仕掛けが気になる。(アオケイ・石濱記者)