2022/10/15(土) 19:15 0 2
松山競輪のナイター競輪「道後温泉杯争覇戦(GIII)」は15日に3日目を開催。最終日、ガールズ決勝戦の9Rを走る西脇美唯奈に話を聞いた。
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9月岸和田の決勝で落車をし、武雄と西武園の2場所ほど欠場したのち、当開催から復帰した。怪我はそこまで重くなかったが、大事を取って間隔を空けた。
「落車したあとでも軽傷だったら休まず走るんです。去年は2場所連続で転んでも次のレースは走ったし」と、これまでなら、すぐに復帰を急いだが今回は慎重だった。
「今回は左ひじの擦過傷が治らなかったんです。でも走れないってほどでもなくて。走ろうかと迷っていたら師匠(吉田敏洋)から『そういう時は、無理せず休むんだ。無理して走って成績も落ちたし、去年で懲りただろ』って言われて。その通りだなって思いゆっくり治療しました」。
今シリーズは3着を3本並べて無事に決勝まで勝ち上がった。復帰戦とあっては大健闘だ。
「最近、レース展開がようやく分かってきて。強い選手と戦った時に自分が後ろの方ではもうムリ。できるだけ前、前にいようと意識しています」。
現在は120期と122期生によって争われる「ガールズフレッシュクイーン」(来年4月開催)の選考期間の真っただ中。
「当面の目標なので点数を落とせない。いや、少しでも上げないと」とモチベーションは高い。強豪揃いの中、虎視眈々と一撃を狙っている。(netkeirin特派員)