2022/10/13(木) 23:45 0 4
何とか5着で勝ち上がりの権利はキープしたが、レースは完全に大失敗で、7番手から捲るも全然進まず不発。
「あの位置からでも行けると思ったんだけどなぁ…。アオリがあってスピードが完全に死んでしまった。松山の3コーナーはいつもああなるんですよね。今日に関しては情けないの一言。人気を集めていたのに情けなおじさんです」。
最後の『情けなおじさん』はちょっと意味不明だが、いつもの陽気で豪快な感じは一切なく、カメラを向けて写真を撮ろうとしても、「今日は勘弁してください。ほんま今日だけは…」と、ガクーンとうなだれ両手でバッテンポーズ。
この佐々木とのやり取りはちょうど控え室に戻るエレベーターの前だったのだが、隣りにいた栗田貴徳が落ち込んでいる後輩に代わってこう続けた。
「豪でもこういう時があるんですよ。とりあえずメンタルケア回復係に僕を指名してきたので、今から一緒に控え室に行って、やさしい言葉をたっぷり浴びせてきます(笑)。明日は強い豪だといいですね」。
普段のインタビューや受け答えでも栗田は優しくて面白いし、愛情たっぷりの先輩に癒やされた佐々木が『豪』快なパワーを2日目から見せる!(アオケイ・長谷川記者)