2022/10/13(木) 09:45 0 3
松戸でのルーキーシリーズで落車して出遅れてしまった小榑佑弥。本デビュー後は予選、準決勝で苦戦を強いられ未だに優出は0。ただ近況は負け戦での1着が増えてきて徐々にレースに慣れてきた印象だ。
その小榑は予選2レースに出走。藤縄洋介ー黒川渉の近畿勢と人気は2分していたが、若干小榑の頭に支持が集まっていた。レースは4番手からの組み立てとなり、誘導も下ろさず、2センター付近から捲りを打ったが藤縄に併され3着が一杯だった。
レース後、話を聞くと「前を取れれば全部突っ張る作戦だったのですが、取れなかったら溜めて捲る作戦でした。ただ自分は地脚タイプだし、こんなレースをしていたら師匠(加瀬加奈子)に怒られてしまいます…」と反省しきり。
師匠の加瀬は同日、函館ガールズ決勝で圧巻の逃げを打ち優勝。まさにお手本のような先行で見事に押し切った。「明日は師匠も自分のレースを見て下さると思うし、今日の分までしっかり力を出し切りたい」と気持ちを切り替えた。
準決勝は同期の岸田剛と同じ番組に。初対戦と言うが、初日の鬱憤を晴らす先行勝負で本線に激しく抵抗する走りに期待したい。(アオケイ・松野記者)