JKAは11日、村上義弘(48歳・京都=73期)の選手登録消除を発表した。

　村上は1994年4月に小倉競輪場でデビューし初勝利を挙げ、同月、岸和田競輪場でB級(当時)初優勝。S級は、1995年8月に大津競輪場で初勝利、1997年3月に向日町競輪場で初優勝。

　特別競輪は、1996年12月ふるさとダービーで初勝利、2000年2月ふるさとダービーで初優勝。全13Vのうち、KEIRINグランプリ2勝(2012、16年)、日本選手権競輪4勝(2011、13、14、16年)。

　2018年4月に武雄競輪場で600勝達成。ラストランは9月12日の松阪競輪「秋の霜ふり本舗杯・松阪木綿賞(FI)」最終日・S級特選1着。通算2236走。

　村上は、実績だけでなく競輪に向き合う姿勢や常に全力を尽くすレーススタイルで「先行日本一」「魂の走り」と呼ばれ、選手やファンから絶大な信頼を得た。9月29日に現役引退を表明し、10月5日に東京・板橋区の日本競輪選手会で引退会見を行った。

　10月12日までに新しく登録消除が公示されたのは以下1名。