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【西武園競輪・ミッドナイト】西郷剛「GIIIは大垣で1回だけ優勝した!」

2022/10/02(日) 13:30 0 6

西武園競輪場ではミッドナイト競輪「オッズパーク杯(FII)」が2日に最終日を迎える。7レースのA級特選を走る西郷剛に話を聞いた。
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S1戦士として長らく活躍した西郷剛

 大きな体から、我々は「西郷ドン」と呼んでいた。時代的に言えば、今の「近畿の競輪」が始まる前に活躍した選手だ。常に特別競輪に出場していて、1999年の小倉競輪祭では決勝4着(優勝は小倉竜二)。

 目立つ風貌からも存在感はあったが、俺が、俺がの性格ではなく、優しさのある選手だと思っていた。イメージは捲り一発屋。その証拠に唯一の記念の優勝も単騎で捲り追い込みだった。

「あれは32歳の時の大垣記念。ホームバンクの山口富生君が地元記念の優勝がないから、なく、『いよいよか』という雰囲気だった。小嶋敬二君がイン切りして山田裕仁さんの先行。富生君は4角絶好の番手だったけど、自分の捲り追い込みが届いてしまった」。

 村上義弘の引退について尋ねると「あの時代の兵庫は、ゆるい感じで、近畿でも立場が弱かった。その後に松岡健介君とか中村一将君は貴重な戦力になり立場を築いて行ったけど…。奈良は安福洋一さんから大井啓世さんが顔役になり、滋賀は内林久徳さん、京都は松本整さんと村上義弘君。大阪も凄いマーカーが多く、しのぎを削っていた。だけど和歌山と兵庫は違った。あんなに強かった澤田義和君でさえ、ネタになるけど、GIの決勝には乗っていないからね(笑)。村上君との一番の思い出は、彼が特別競輪にデビューしたての頃。今では考えられないけど、京都駅まで新幹線で一緒に帰り、缶ビールを何本もあけた事(笑)。まだ先行日本一と呼ばれる前だし、それから2、3年でタイトルを獲り、雲の上の存在になったよ」。(町田洋一)

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