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【寛仁親王牌予想】前橋開催は関東が強い! 超高速バンクは自力選手に注目だ/データ分析

アプリ限定 2022/10/08(土) 12:00 0 21

10月20〜23日に前橋競輪場で開催される「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」。同レースの過去30開催分の決勝戦データと直近3年の前橋競輪優勝者などから、優勝候補を挙げてみた。一緒に寛仁親王牌を予想して楽しもう!
▶︎寛仁親王牌特集

2021年の寛仁親王牌を制した平原康多(撮影:島尻譲)

2年ぶりの前橋開催! 過去の優勝者は?

 今回31回目を迎える寛仁親王牌。前身が1990年に世界選手権自転車競技大会日本大会の開催を記念した「世界選手権記念競輪」であることから、出場選手の選抜条件に自転車競技での活躍が加味される。今開催では特別選抜予選に入っている山崎賢人寺崎浩平らが競技での実績を評価され選出された。

 1992年に前橋競輪で初めて開催されたことから当地で開催されることが多く、今回は2年ぶりに前橋開催となる。直近10年の前橋開催での優勝者を振り返ってみよう。

直近10年の前橋開催優勝者

開催年選手名年齢
2020脇本雄太31
2019村上博幸40
2018脇本雄太29
2017渡邉一成34
2016稲垣裕之39

 今年すでに2度のGI優勝を挙げている脇本雄太だが、残念ながら今回はエントリーされていない。村上博幸も出場せず、上記からは渡邉一成稲垣裕之のみ参戦予定となっている。

前回の前橋開催で優勝した脇本雄太は不在(撮影:島尻譲)

直近は優勝者の年齢がやや高め

 優勝者の平均年齢は32.0歳。前橋開催に絞っても値は変わらない。過去10年で区切ると33.5歳と若干上昇する。

 同開催の最年少優勝は1992年前橋での吉岡稔真氏(当時21歳)。次点が2014年弥彦での深谷知広(当時24歳)だ。深谷も残念ながら今回はエントリーされていない。

 逆に最年長優勝は2002年前橋での松本整氏(当時43歳)。その次が2019年前橋での村上博幸(当時40歳)、昨年の弥彦でも平原康多(当時39歳)と続く。
 やはり直近は2014年の深谷が平均年齢を下げているだけで、2016年前橋稲垣裕之(当時39歳)や2013年弥彦金子貴志(当時37歳)など、優勝者の年齢はやや高めだ。

年齢データ

項目年齢
平均年齢(全期間)32.0歳
平均年齢(前橋・全期間)32.0歳
平均年齢(直近10年)33.5歳


項目年齢選手名
最年長優勝43歳松本整
最年少優勝21歳吉岡稔真

関東が驚異の強さ 優勝ゼロは中国のみ

 次に地区別データ。優勝者の所属地区を見てみると、全30回のうち関東が10回と圧倒的な数字となっている。前橋に絞ってみても、全21回中8回が関東勢の優勝と、驚異の強さだ。しかし直近10年に絞ると、昨年の平原康多だけとなるのは気になるところ。

 続いて近畿が6回優勝、すべてが前橋でのものだった。
 一方で中国はまだ優勝したことがなく、青森開催もあるが北日本は3回にとどまっている。

地区別データ

地区優勝回数
(全期間)
優勝回数
(直近10年)
優勝回数
(前橋)
北日322
関東1018
南関201
中部521
近畿646
中国000
四国101
九州312

前橋競輪場に強い選手は?

 今回の寛仁親王牌の開催場は前橋競輪。出場予定選手のうち、直近3年間の前橋競輪の開催(FI以上)で優勝している選手を紹介する。335mバンクとあって、捲りの決まり手が目立つ。豪華メンバーが揃うGIの舞台だが、寛仁親王牌でも自力選手に注目してもいいかもしれない。

開催年グレード選手名決まり手
2021GIII小倉竜二
2021GIII宿口陽一
2019FI山田庸平
2019FI山崎賢人
2019FI和田健太郎
2020FI松坂洋平
2020FI松坂洋平
2022FI鈴木裕
2022FI太田竜馬
2022FI永澤剛

今年、前橋FIで優勝している太田竜馬(撮影:島尻譲)

優勝に近いのは…?

 以上を踏まえ、出場予定選手のうちデータ上で優勢な選手を下記に挙げる。

級班選手名(脚質)所属府県年齢
SS郡司浩平(逃)神奈川32
SS古性優作(両)大阪31
S1吉澤純平(両)茨城37
S1太田竜馬(逃)徳島26
S1山田庸平(両)佐賀34
S1山崎賢人(逃)長崎29

※出場予定選手は9月30日時点

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