2日目の一般戦は正攻法に構え、村上皇に押さえられると車を下げて6番手。前の戸邉裕将のあおりをくらい、仕掛けるタイミングを失ったようにも見えたがそんな心配も関係なく前団を捉えて1着。通算450勝を達成だ。

「初日が何もやれずに終わり悔しかったから、自力を出せてホッとした。自分はS取りからレースを始めるけど最近は新人に前を取られてしまう。そのまま新人が突っ張ってくれれば着はまとまるけど、自分のレースではないモヤモヤ感はある。一度は代謝制度に引っかかりそうになったけど、今も走れているし、50歳までは現役で走って500勝まではいきたいね」。

　戦法的に大敗も多くなってしまうが、まだまだ1着を獲れる脚力を持つ。今年はここまで12勝。まだまだ勝ち星を積み上げる。(アオケイ・伊藤記者)