2022/09/25(日) 10:45 0 1
鈴木は地元期待の新鋭選手。前後輪のホイールを新しいモノに換えて挑んだ今開催。
タイムトライアル後には「(ホイールが)重いけど、伸びてくれている感じがある。自分の脚質には合っていると思うけど、レースで使ってみないとなんとも…」と話していた。
一次予選は皆が嫌う6コースのスタート。残り1周で最後方に置かれヒヤッとしたが、前の河村雅章の捲りを追うような形で2着のスタートとなった。
「最悪な展開は避けられたかな…と。ホイールのお陰で伸びてくれている感じはあるけど、やっぱり重さはあります」と少しホッとした表情を浮かべた。
迎えた二次予選は、初参加時に完全優勝を成し遂げた永澤剛との一戦。残り1周で2番手から仕掛けた永澤。1コースの佐伯翔の飛び付きもあったが、鈴木がしっかり番手を確保。車間を空けながら最終バックから番手捲りを放つ形となった。
永澤も抵抗を見せたが鈴木が捲り切り、永澤の連勝を止めた。
「永澤さんの真後ろは組み立てやすかった。ただ、強すぎました…。あの展開(永澤の番手に入った展開)で1着を取れないのは思ったけど、最終3コーナーあたりは併されたかと思ってヒヤッとしました」と安堵の様子。
2着、1着の勝ち上がりだが予選の2走共に長い距離を踏んでおらず、2着権利の準決勝に不安を口にしていた。
齋木翔多、竹内雄作、長田龍拳、佐伯翔、黒沢征治と更にメンバーの濃い準決勝となるが、地元での2度目の優勝を目標に準決勝突破に期待が集まる。(アオケイ・宮本記者)
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