アプリ限定 2022/09/16(金) 06:00 0 0
9月15日時点の「S級・3連対率ランキング」は、前週に続き脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位。前週まで脇本と同率1位を守っていたルーキー中野慎詞(23歳・岩手=121期)は2位に後退した。
3連対率が80%に達しているのは上位9名(※藤木裕は7月からA級)。
前週4位の松岡辰泰(26歳・熊本=117期)が3位に浮上した。松岡は、13日に最終日を終えた松山競輪「日刊スポーツ杯争奪戦(FI)」に出場。初日特選と準決勝を連勝で勝ち上がり、決勝3着。前週から3連対率と勝率を上げて順位アップとなった。
S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。上位20位に入ったのは、8位タイの古性優作(31歳・大阪=100期)と15位の郡司浩平(32歳・神奈川=99期)の2名。
勝率が20%未満で3連対率が上位20位以内の選手は恩田淳平(32歳・群馬=100期)。2、3着に入る確率が高いため車券購入では見逃せない。恩田は、11日に最終日を終えた奈良競輪「チャリロト杯(FI)」で予選2着、準決勝3着、特選2着の結果に。前週から勝率は下がったが3連対率がアップし、前週16位から11位に順位を上げた。
16日からスタートする名古屋競輪「共同通信社杯(GII)」には、ランキング上位20名の約半数が出場する。勝率100%でランキング首位を走り続ける脇本に9名のSS選手がどう戦うか、青森競輪「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」で驚異的な強さを見せたルーキー中野のさらなる進化が見られるかなど、注目のシリーズになる。
最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます
S級・3連対率ランキング(2022年9月15日時点/直近4か月)
※太字はS班、赤字は勝率30%未満、*は現在A級在籍者
順位 | 選手名 | 3連対率 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 脇本雄太 | 100 | 100 |
2 | 中野慎詞 | 92.3 | 92.3 |
3 | 松岡辰泰 | 85.7 | 39.2 |
4 | 村上博幸 | 84.6 | 53.8 |
5 | 藤木裕* | 83.3 | 33.3 |
5 | 嵯峨昇喜郎 | 83.3 | 33.3 |
7 | 成田和也 | 82.7 | 31 |
8 | 古性優作 | 80 | 40 |
8 | 寺崎浩平 | 80 | 40 |
10 | 北井佑季 | 79.4 | 50 |
11 | 恩田淳平 | 78.5 | 14.2 |
12 | 北津留翼 | 78.3 | 62.1 |
13 | 安部貴之* | 75 | 25 |
13 | 伊藤信 | 75 | 50 |
15 | 郡司浩平 | 74 | 40.7 |
16 | 渡部幸訓 | 73.6 | 31.5 |
17 | 山田庸平 | 73 | 50 |
18 | 深谷知広 | 72.7 | 40.9 |
18 | 山崎賢人 | 72.7 | 45.4 |
20 | 幸田望夢* | 71.4 | 28.5 |
2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。
現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。
3連対率とは?
1着から3着に入った回数を、出走回数で割った確率。この確率が高いほど、3着までに入りやすい。