2022/09/09(金) 22:00 0 3
◆チャレンジ決勝メンバー
一丸尚伍 (大分)
中野光太郎 (徳島)
久保将史 (神奈川)
梶原恵介 (大分)
三木健治 (沖縄)
浦野慈生 (神奈川)
望月紀男 (静岡)
記者の想定では、浦野-久保-望月、一丸-梶原-三木、中野が単騎になるかと思っていた。
これは浦野が久保と同県で弟弟子であるのと、望月が勝ち上がれたのは準決で浦野の頑張りがあったからで、望月は南関3番手を固めると思ったのだ。
九州も一丸と梶原は同県で決定。中野が自力勝負するのもほぼ確定で、唯一、変わるとすれば三木の動向と想定していた。九州で大分勢の後ろを固めるのか、元岡山籍ということで決勝はフリーになった中野の番手に行くのか。
メンバーが出て三木はすぐに「大分勢の後ろを固めます」と言った。中野も「単騎になるけど、自力勝負します」と。話し合いが長引いたのは南関勢だった。
フタを開けてみれば久保-浦野の神奈川勢でラインを組み、望月がフリーの中野の番手に行くことに。これは神奈川勢が望月に「中野君が空くようなら遠慮無く番手に行って下さい」と言ったそうだ。
これには梶原も想定外だったらしく驚いていた。
「望月さんは神奈川勢の後ろだと思っていた。でも俺らにとっては朗報。南関の2段駆けが一番厄介だと思ってたから」。
この一連の流れを知ってレース本番を見ると、また違った視点で競輪が見られるかもしれない。(アオケイ・梅田記者)