2022/09/08(木) 19:15 0 5
8日から青森競輪場で「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」が開幕した。初日特選8着の新山響平に話を聞いた。
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今開催は地元記念となる新山響平。「ここに向けてかなり追い込んで練習して来た」とやる気は十分。去年の地元記念は出場しなかったが、2年前と3年前は見事に優出。3年目は見事に優勝しておりまさに地元開催には滅法強いイメージだ。
初日特選は菊池岳仁と激しくもがき合う展開も道中で番手の和田圭が内に降りてしまい、新山は裸逃げに…。番手に菊池岳仁が嵌まる苦しい展開になり、清水裕友に捲られ8着に終わった。
レース後は「やる気が入っているであろう菊池君とのもがき合いはある程度想像していたけど、まずは出切ってから考えようと思っていた。道中で和田(圭)さんが後ろにいないのを確認してからはカマして来る番手、3番手、4番手に飛び付ければいいなと思っていたんですけど、清水君のスピードがかなりよかったし、正直最終ホームでは脚の貯金は全くなかった」と振り返る。
2日目の二次予選は9レースに出走予定。番組は新山に果敢な櫻井祐太郎を用意した。
「櫻井君とは初連係になります。それでも慎太郎さんを連れて走っているのも見ているし、積極的なので連係したいと思っていました」と好目標を得て笑顔。
正直初日の新山は展開負けだし、主力分散の二次予選ならまず頭は固い。人気に応えることはもちろん、内容にも拘った走りで地元ファンを喜ばせる。(アオケイ・松野記者)