閉じる

【善知鳥杯争奪戦】今節のレース展望!

2022/09/07(水) 10:45 0 11

青森競輪みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」は8日に初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
▶みちのく記念善知鳥杯争奪戦特集はこちら

 S班は郡司浩平吉田拓矢清水裕友の3名が参戦。絶対的なエース、守澤太志の病気欠場は残念なニュース。これで北日本の闘いにどう影響が出るか注目される。

 昨年までの勢いがない郡司浩平だが高いレベルで安定している。

郡司浩平

 直前の小田原記念決勝で、我が儘を言い、深谷知広の番手を回る事も可能だったが、男気からも、それを許さなかった。結果は深谷知広の逃げ切り優勝だが、これも郡司浩平の生き様だ。今節は自力をメインに、同県同期の和田真久留と連係する。

和田真久留

 自分の庭である新山響平の地元Vも可能だ。

新山響平

 3年前の69周年記念を制して、2度目の優勝を目指す。前大会は藤根俊貴を目標に地元4車で結束して、渡邉一成守澤太志とは別線で走った。今節は、何と言っても、今、話題の中野慎詞がいる。デビューしてから負け知らずで27連勝中。しかもFI開催で、すでに3回優勝。初のGIII開催で、初の9車立てのレースだが、何の問題もないだろう。パリ五輪を目指している逸材は、新山響平の前でケレン味なく走る。

 吉田拓矢の一撃にも魅力を感じる。

吉田拓矢

 基本は自力だが、菊池岳仁が勝ち上がったケースは番手を回る。

菊池岳仁

 現在、賞金順位は3800万円で14位。この後に名古屋共同通信社杯(GI)や前橋の親王牌、小倉競輪祭もあるが、少しでも賞金をアップさせたい。

 清水裕友守澤太志のピンチヒッター。

清水裕友

 賞金順位7位で5600万円稼いでいるが安全圏ではない。中四国の後輩選手の決勝進出は難しく、4日間、自力のメンバーになりそう。必ずしも、充実した近況ではないが、S班の貫禄を魅せたい。

 北日本のマーカー陣は和田圭が一番点数を持っているが、地元永澤剛との点数差はあまりない。いつもネガティブな永澤剛だが、地元記念ぐらい、ビッグマウスになって欲しい。

 関東は武田豊樹が司令塔で、長島大介吉田拓矢と連係。長島大介は自力も番手も両方こなせる二刀流の選手。うるさ型の神山拓弥もいて、ラインは引き締まる。

 中部、近畿は今節も厳しい戦い。近畿は脇本雄太古性優作が不在のシリーズだと戦力が落ちる。

 中四国は清水裕友を盛り立て、岩津裕介は人望がある。

園田匠

 九州は嘉永泰斗の欠場が痛く、山田英明の自力勝負に園田匠が番手を回る。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票