新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。6日は「サードクォーター」ラウンド2の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 安部貴之(39歳・宮城=A1)
2着 真船圭一郎(34歳・福島=S2)

準決勝B
1着 徳田匠(25歳・京都=A2)
2着 田口勇介(22歳・秋田=A2)

準決勝C
1着 河端朋之(37歳・岡山=S1)
2着 後藤悠(27歳・岩手=A1)

　なお、準決勝Aで1番人気だった藤井昭吾(36歳・滋賀=S2)は3着に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、徳田匠が1着、真船圭一郎が2着、河端朋之が3着に入った。

　レースは残り2周で後藤が先頭に立ち、かまそうとする田口を突っ張って先行していく展開。徳田は後藤の直後のインで脚を溜め、人気の河端は初手から動かず6番手で最終周回に入る。最終バックに入ると田口は後退していき、前が空いたところを徳田が番手から捲って3コーナーで抜け出す。直後を追走した真船を寄せ付けずそのまま押し切り、2度目の優勝を飾った。

　河端は終始後手を踏む形で、最後は大外から追い込むも3着まで。2車単は的中無しで特払い、3連単は2万8160円を付ける波乱となった。

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