2022/09/06(火) 16:00 0 1
強い勝ち方をしたのにレース後はしきりに反省。現場で取材していると1日1回はこういう場面に出くわすが、今回の開催では119期の川野深がまさにそれで、苦しい6番手からスコーンと捲るも「組み立てが中途半端。後ろに迷惑をかけました」と終始険しい表情だった。
「駆けるなら駆ける。構えるなら構えるで、メリハリをつけなきゃダメですね。どうしたらいいか定まってないから、変なタイミングで下げちゃうし、ホームの緩んだところも反応できない。チャレンジなら力で無理矢理ではなく、内容で圧倒するレースが理想。とにかく、この、やらかし癖を何とかしないと…」。
終わってすぐは負けた選手みたいにヘコんでいたが、自分の課題や足りない部分は明確に把握しており、この気持ちを持って練習すればすぐに上のステージでも戦えるはず。
「普段の練習は若手中心でバンクメイン。熊本の松本秀之介、松本秀之慎兄弟や松岡辰泰さんなんかも久留米に来ていて、時間が合えば一緒にやらせてもらっています。松岡さんは普段からあのまんまで、とっても面倒見のいい先輩。『なんでまだチャレンジにいるの! 早くS級に上がってこい』とよく言われるし、その期待に応えられるようにこれからも頑張っていきたい」。(アオケイ・長谷川記者)