東京五輪代表の小林優香(28歳・福岡=106期)が4日、ナショナルチームからの引退を自身のSNSで発表した。

　小林は約7年間ナショナルチームの一員として活動し、2021年5月にはUCIトラック・ネーションズカップ香港大会女子ケイリン種目で金メダルを獲得。国際自転車競技連合(UCI)主催の国際大会のケイリン種目で日本人女子初の快挙を達成した。

　同年8月に自転車トラック競技日本代表として東京五輪に出場。メダル獲得はならなかったが、2024年のパリ五輪を目指しナショナルチームでの活動を続けていた。

　今後はガールズケイリン選手としての活動に専念する。

■小林優香コメント(本人SNSより抜粋)

　自転車競技選手としてのこの7年間に終止符を打つことにしました。
　東京五輪が終わりパリに向けてトレーニングに励んでいましたが、思いがけない大怪我で今まで治療を続けていましたが、これ以上高度なトレーニングは出来ないという判断をされました。
　私自身も応援して頂いた方々にも不本意な結果になり心苦しいのが本音です。
　ただ私がこの7年間で学んだことの1つにどんな状況になってもすぐに対応できる人が勝つということを学びました！
　そして次の事に向けて早く適応し進化できるか これが重要だと思ってます！
　今は競輪選手としての復帰に向けてリハビリとトレーニングをしています。これからは競輪選手としての小林優香をぜひ応援してください！