2021/04/15(木) 20:30 0 0
西武園競輪場で開催している「ゴールド・ウイング賞(GIII)」が15日に始まった。熊本同士の松岡孝高の捲りに乗り1着スタートを果たした合志正臣に話を聞いた。
熊本地震から14日で5年となったが、合志は、
「あれから5年ですね。まだ熊本競輪場はあれから何も変わっていなくて。再建計画も何度も練り直しになっていましたからね。それでも今年の11月ごろから工事が始まると聞いたんですよ。ようやくですね。ただ工事が順調に進んでも2年や3年はかかるんじゃないかな。もちろん完成した新しい競輪場で走りたいし、当然走るからには一線級で戦っていたい。といっても俺ももう43歳。時間は限られてきますけどね」と語ってくれた。
さらに「ただね。今日(一次予選)の松岡孝高みたいに後輩たちが頑張ってサポートしてくれるから、俺もこのままじゃ終われないって気持ちになるんだよ。攻める気持ちがあるから、落車覚悟の競走をしてしまうけど、結果をまだまだ貪欲に求めていくよ」
とニヤリとしながら、最後は年齢を感じさせない“やんちゃ坊主”そのものの表情で二次予選は暴れる予感も漂わせていた。(アオケイ・渡辺記者)