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【ゴールド・ウイング賞】初日特選出場全選手のコメント!平原康多「僕は適応能力がないんですよ」

2021/04/15(木) 19:00 0 3

西武園競輪開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は15日、初日のレースを終えた。特選レースを走った9人の選手に話を聞いた。

和田健太郎
 真久留(和田真久留)の捲りに乗って突っ込むレースだったけど、同期平原に締められて落ちそうになったよ(笑)。危ない、危ない。それでも伸びた感覚はあったし、良くなっている。グランプリユニフォームはプレッシャーもあるけど、それを楽しめれば。

平原康多

後輩の森田優弥に乗り、1着で人気に応えた平原康多。この勢いと脚で、完全優勝に突き進む。
 森田(森田優弥)も何度かミスがあったと言っていたけど、オレ自身も、ミスが数カ所あった。それは技術的な細かい面で、選手にしか分からない感覚かも。

 新車を使ったけど、自力でやった時は抜群に伸びそう。ただ、人の後ろだとバックを踏んだりするから乗りづらい。今日もマジで離れそうになった。もし離れても、この自転車なら追い付く感覚はあったけどね。

 色々と試すのは好きだけど、適応する能力が僕にはない。みんなが思っている様な人間ではないし、器用さはないので(笑)。この自転車は、ワッキー(脇本雄太)や深谷知広と対戦するにはベストかも。それが分かっただけでも収穫。二次予選は黒沢征治の後ろになるので、元の自転車に戻す。黒沢の後ろは4、5回あり、松阪のウイナーズカップの二次予選で連係したばかり。僕は1着で、庇いに庇ったけど、4着に沈めてしまった。

高橋晋也
 出るのに、緩めてしまい、一成さん(渡辺一成)と守澤さんに迷惑をかけてしまった。あれなら赤板でもっと一気に行った方が良かったですね。完全に失敗レースです。二次予選は守澤さんと2人だし、ワンツーが決まる様に仕掛けたい。この緩い大きな腹は恥ずかしいので撮らないで下さいよ(笑)。

森田優弥
 2、3度行けるチャンスはあったけど、見てしまった。結果的にホームからドンピシャのタイミングで行けたけど、納得はしていない。あのまま緩めると、南関勢の捲りが飛んでくるので流す事が出来なかった。叩き切った事は収穫だけど、最後はバテバテでした。僕がいなくても平原さんは勝手に1着を取れるので、そこは安心していた。

守澤太志

守澤太志(左)と高橋晋也(右)。
 一成さんも取鳥君と併走になり厳しそうでしたね。瞬時の判断で高橋君に追い上げたけど、外に持ち出してからは伸びなかった。高橋君はダッシュが抜群だし、二次予選は離れない様にしないと(笑)。

取鳥雄吾
 粘るつもりなんて全くなかった。高橋君が一気に来ると思ったら、中途半端にゆっくり来たので。それで一成さんには悪かったけど、粘るレースになった。僕は普段、そんな走りはやらないでしょ(笑)。高橋君とは同じスポンサー(アオケイスタジアム)で仲は良いですが。

渡邉一成
 晋也はオレを競らせたかったのだと思いますよ(大笑い)。そうでなければ、あんな抑え方はやらない。初連係だったけど、良い思い出にならなかった(笑)。ねちっと言うのが慎太郎さんみたい? いや、全然そんな意味はないし完全ジョーク。二次予選は大槻さんの前で普通に自力勝負。

橋本強
 ホームで守澤君に締められて、落ちそうになった。彼のペダルが僕の前輪に入りかけた。あれは、かなり危なかったですよ。だけど、3角ぐらいからコースを見る余裕も出来た。新車の感じが凄く良いし二次予選も楽しみ。スーパールーキーの町田太我君の番手なので。

和田真久留
 全てが思っていた展開と違った。4分戦の細切れだし、取鳥君が粘るのは想定外。脚は溜まっていたけど、前も掛かっていたので捲る事が出来なかった。もちろん、このメンバーだし、自分の調子が良かったとしても簡単には捲れない。一回走って、脚のアタリはついた。(町田洋一)

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