岸澤は初日の9レースに出走。人気は中西大-松田治之-西村豊の中近3者車に集まっていたが、目標の河合佑弥がロング捲りを打ち逃げる中西大を最終4コーナーで捕らえた。番手有利に岸澤が差し切り今年初の予選1着スタートを切った。

「河合君が全てやってくれた。自分も普段は自力でやることも多いけど、関東の若手がいるときは任せています。少し早めに外を踏んでしまったけど、河合君も踏ん張って2着に残ったので結果的にはよかったですね」と久しぶりの勝利に満面の笑み。

「武雄の2日目での1着から全然1着が取れていなかったし、流れが変わってくれればいいですね。踏んだ感じも悪くなかったし、ここから上げて行きたい」。

　準決勝は12レースに出走予定。地元吉田有希-武田豊樹の後ろといい位置を回る。

「いい位置だし責任を持って3番手を回る。吉田君、武田さんの後ろを回るのは初めて。まずは離れて迷惑を掛けないようにしてチャンスがあれば突っ込みたいですね」と気合を入れた。(アオケイ・松野記者)

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