2024/12/25 (水) 15:15 1
ミッドナイト競輪は1番車から競走得点の高い選手順に車番が割り当てられます。
競輪は競走得点の高い選手=好成績。競走得点は強さのバロメーターとも言えます。(A級3班からA1、2班、A級1、2班からS級1班、2班に昇班、昇級時は他の選手よりも競走得点は低くなります)。
まずこのレースの並び(ライン)の紹介から。
①治田知也-③田村真広-④江本博明
⑤大竹哲也-⑥高橋健太
②島村匠-⑦小岩哲也
3対2対2の3分戦になりました。
前受けは関東勢と考えます。
セオリー通りに最内枠を活かして①治田が前を取りに行って関東勢が正攻法。そのラインを追うのは②島村と思われます。⑤大竹は自在選手ですし、ラインの車番的に初手はどうしても後方となりそうです。まずは⑤の大竹が押さえて行く流れが有力です。②島村はまずは中団キープといったところでしょうか。
①③④ ②⑦ ⑤⑥
①治田はS数が多くスタートの早い選手。ここは機敏なスタートを決めて先頭誘導員の後ろを取ると思われます。次に枠番的に中団の位置を確保できるのは②島村でしょうか。この選手もスタートはかなり早く①治田とは良いS取り争いをするくらいの選手。スタートが取れれば正攻法となりそうですが、①治田の方が最内枠ということで最低中団は確保するのではないかと思われます。⑤大竹が率いる静岡勢は車番的に考えても、初手から前々にはいられないはずです。
⑤⑥
①③④ ②⑦
まずは⑤大竹が上昇してくると思われます。正攻法にいる①治田はこれに反応して徐々にペースを上げて突っ張る体勢を整えるはずです。
①③④ ②⑦ ⑤⑥
突っ張った①治田がペースを上げていきます。中団には②島村が脚を溜めています。また突っ張られた⑤大竹は強引に叩いても無駄脚を使わされると言うことで、この時点では下げて後方待機の状態になっていると思われます。
←②⑦ ⑤⑥
①③④
好位を確保している②島村がいよいよスパートです。当所のような短走路では単純なバック捲りだと3角の辺りの登りで完全に勢いが止まってしまうので、ホーム過ぎないし、最終2角くらいからのスパートが絶対条件となります。
1-3-4本線に3-1-4は押さえ程度
①治田の先行力を巡る戦いで、メンバー的にも治田のマイペースが有力だと思われます。徹底的に抵抗する選手も不在なだけに、治田の逃げ切りから考えて良いと思います。注目の2着は③田村で良いでしょう。①治田が強烈な捲りになったときは③田村の離れも決してなくはないですが、想定展開が突っ張り先行である以上はきっちりと続けると考えています。
1-2-7
本線有力な一戦だけに、穴を探すのはなかなか難しいところではありますが、序盤で言いましたが、最初のスタートで②島村が①治田に先がけてスタートを取ると展開はちょっと変わってくるかと思います。その時は最終的に叩いてくる①治田の番手に飛び付く可能性があります。番手の③田村はヨコが弱いってことはありませんが、何せ当所の様な短走路では競りは技術以上に内が有利。内から②島村が飛び付く形になれば①治田の番手を難なく奪う流れもありそうです。
・バック追い風なので前のラインで決まることが多い。
・競りはイン有利だが、風が強いと重くなる。
見なし直線距離 38.2m
センター部路面傾斜 29°44′42″
直線部路面傾斜 3°1′2″
ホーム幅員 11.1m
バック幅員 9.6m
センター幅員 8.1m
最高上がりタイム 9.0秒 中村浩士(2008/08/13)
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