高松競輪G3(玉藻杯争覇戦)が行われている高松競輪場の決まり手のデータ傾向を紹介します。
競輪には選手がどのような戦略で1着、2着に入ったのかを意味する『決まり手』という言葉があります。この決まり手は予想する際に出走表で確認することができ、選手の決まり手や競輪場(バンク)の決まり手の傾向を見て、競輪予想の参考にしてください。
高松競輪場の特徴は周長距離は400m、見なし直線は54.8m
333mバンクだったものを改修した名残で、カント(傾斜)がきついのが特徴です。四方をスタンド等で囲まれているため風の影響を受けにくい競輪場です。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 23.5% | 41.1% | 54.9% |
2 | 15.4% | 31.1% | 45.5% |
3 | 16.8% | 31.3% | 43.5% |
4 | 8.9% | 19.1% | 32.2% |
5 | 8.9% | 19.1% | 32.2% |
6 | 2.7% | 8.1% | 16.5% |
7 | 13.7% | 27.0% | 41.2% |
8 | 3.0% | 7.6% | 15.5% |
9 | 11.0% | 24.7% | 36.9% |
データを見ると、高松競輪場の1着の決まり手は44%と「差し」でした。
しかし見逃せないのが、34%の捲りの高数値です。高松競輪場は400mバンクの中でトップクラスのカントのキツさなので、カントを利用して先行選手を抜くという展開も十分にあり得ます。
また、S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は54%と「差し」がさらに高くなっています。一方で「逃げ」が大幅に数値が下がっていることから、普段「逃げ」を得意とする選手での勝負は避けた方が良いでしょう。
高松競輪場は、四方をスタンド等で囲まれているため風の影響を受けにくいので、風でレースが左右されることはなさそうです。
今節は、追い込みの脚質が有利な展開にレースを運べそうなので、追い込みを軸にして予想をしてみると良いでしょう。
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
20% | 34% | 44% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
11% | 34% | 54% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
17% | 15% | 28% | 38% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
16% | 19% | 32% | 32% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,106円 |
2枠単 | 2,137円 |
2車複 | 1,551円 |
2車単 | 3,104円 |
ワイド | 638円 |
3連複 | 3,081円 |
3連単 | 18,465円 |
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。