東北は別れることなく４車で結束になり、もちろん、先頭を走る新山はドリームレースと銘打った一戦で、見る側が何を求めているのか？誰よりも理解している先行ファイターでるある以上、先輩３人を背負いバッチリ主導権取りにいくだけ。番手をまわる新田は６月の久留米記念の初日特選にて新山の番手まわりで出てイクのか？大仕事をするのか？チグハグな動きで吉田拓矢にまくられているので、ここはどっちに赴きを置くのかハッキリさせておく必要があるのだが、３番手には慎太郎、４番手には守澤まで付いてくるので、番手からまくりを放つレース選択するとみて、豪華メンバー激闘の一戦を制する。もちろん早めに仕掛ければ慎太郎の交わしは必要な買い目。

単騎の松浦、郡司は新山が先手ならばキッチリそれを追走してのまくり一発に賭けるとみるが、超ベストは脇本と新山が夢の祭典オールスター競輪で魅せる！という想いをぶつけ合っての主導権デスマッチでゴッチャゴッチャになる展開をガツンと喰らわしての一発。

郡司は昨年の平塚グランプリで脇本より先に思いきって踏み込めなかった悔しさはあるだろうから、とにかくイクだけイッてみるか。

松浦は「グランプリと同じ走りはしない」とコメント残したが、これを信頼してよいのか問題勃発になり、続けて「自力自在」とも公言。松浦が自力自在と口にする時はヨコはありきなので、昨年グランプリ同様に外で追い上げたりはしないけど、インなら攻め込む可能性は捨てきれないので、東北にスキあればサッと新田をぶっ飛ばしての抜け出しには一考。

もちろん、本命党はいつ何時でも脇本を追いかけて配当が安くても買い続けるのかもしれないが、予想で脇本と古性の裏表！というのは夢を探るオールスターで僕はここでは予想はしないが、新山が駆けて脇本を８番手に置き去っても、松浦、郡司が早めにまくり上げて隊列が短くなってしまえばまとめて一気のお会計である意味ファンの期待に応えることになる結末に向かうだけ。

リアルなビッグ・ザ・ドリームを掴みにイクならば、新田がいつも全力疾走をする後輩を番手から出ないで守りに守り抜いた時に押しきる新山をオススメしたい。

６日間、ただ、だだ、応援するしかできないし、応援しても正直、勝つのは厳しいが、哀愁漂うプリンス平原のミラクルをひたすら祈る。