メンバー中、絶好調は深谷ー松谷の南関コンビ。
G1前のオーバーワークでココまでのG1は怪我と向き合いながら戦ってきた深谷だが、今回は何の不安もなく仕上げて入ってきただけあって内容、タイム共に申し分なし。
ココも他地区連携の新山に迷いあるなら、堂々の先行勝負でレース支配しそうで、付ける松谷の大金星は十分ある。

先行一本でのし上がって来た新山も簡単に深谷に先手奪わせる訳にはいかず両者で削り合いになるなら、後方から寺崎が得意の捲りで一気に仕留めるだろう。満身創痍の古性だが、付いて行く分には何とかこなして来そうで、恵まれ流れ込みでの優出を決める。
近年稀に見ない不調でも運を味方にして大舞台に勝ち上がる所も王者たる所以と言った所か。

寺崎ー古性で決めるなら、三着は両番手の前残りから松谷、松本。
連日ぶら下がって流れ込みで勝ち上がってきた颯馬が味をしめて古性マークの形から運ぶと、山田と共に連確保には要注意。

一応は古性の流れ込みを信頼するが、寺崎の強烈な出脚に離れる可能性は捨て切れない。その時は松谷、松本が前残りとなる。