山崎歩夢（6番車）はS級昇級後も前受けから突っ張って先行するレースが多く、今回も唯一のライン3車で前受けから突っ張る可能性が高い。
ただし、昨日は後ろのもつれを尻目に押し切ったものの、このメンバー構成で突っ張り先行では終盤に失速するリスクが大きい。

力量上位とされる佐々木悠葵（5番車）だが、車番的に初手は後方からのスタートになる可能性が高く、山崎に突っ張られる展開では厳しい戦いを強いられることが予想される。

そこで狙いたいのは、初手で中団を確保できそうな佐々木豪（7番車）。山崎が突っ張る展開なら、中団から脚を温存したまま鋭い捲りが打て、捲り切るシーンが十分に考えられる。
さらに、その番手を回る岩津裕介（1番車）も佐々木を追走して上位進出が見込め、佐々木―岩津の穴狙いが妙味ある一戦とみる。