休み明けだった前節の動きに復調気配が見られた滝本幸正（6番車）。昨年末には競走得点100点前後を記録していた実力派の徹底先行型で、前節の走りからは当時と遜色ない動きの良さを感じた。現在の競走得点は93点台と実力との乖離が大きく、今がまさに狙い目のタイミング。

今回は他に明確な先行型が見当たらず、楽に主導権を握れる組み合わせ。しかも舞台は直線の短い富山バンク。展開的にも滝本が粘り込む可能性は高いとみる。

番手を回る山下渡（2番車）も、近況は番手戦で安定した走りを見せており、展開利を活かせばこちらも上位が濃厚。

ここは滝本と山下の軸で勝負。相手には、中団確保から脚を伸ばしてきそうな藤井昭吾（4番車）とその後位の松岡健介（3番車）、滝本ライン3番手の星野辰也（5番車）、さらには小林則之（7番車）の番手を回る小島歩（1番車）まで押さえておきたい。