ここは日高裕太（3 番車）の主導権取りが濃厚。近況は粘りを欠いているが、他に積極的に先行を狙うタイプが見当たらず、しっかりレースを作る展開が想定される。

その展開で展開利を得るのが番手の嶋津拓弥（9番車）。自力のある選手で、番手からの抜け出しも視野に入る。

一方、岩谷拓磨（7番車）はこのメンバー中で脚力上位の存在。後方からの捲りに構える形になるが、仕掛け次第で一気にまくり切る場面も十分ある。

ただし、番手の山口敬也（1番車）はレース自体が約1カ月ぶりで、直近の内容も芳しくない。岩谷のスピードに離れる可能性があり、ここでは軽視したい。

ここは嶋津と岩谷を軸に、山口は評価を下げ、相手は手広く構えて勝負したい。