普段は捲り主体の岩谷拓磨（4番車）だが、今回は地元の一丸尚伍（3番車）と瀬戸晋作（8番車）を従えた唯一の3車ライン。格上の深谷知広（1番車）や菅田壱道（7番車）といったS級上位の自力型が揃う中、純粋な力勝負では分が悪く、ここは積極策に出るとみる。

岩谷が主導権を握る展開になれば、一丸は番手捲りを狙い、仮に岩谷が叩かれた場合でも、自力に転じて前を追う動きが濃厚。その中で最も展開利を得るのは、ライン3番手の瀬戸晋作。一丸の動きに乗じて脚を伸ばす形が見込め、ここは一発の浮上に期待したい。

相手は、地力で一枚上の深谷ラインと、自在性ある菅田ライン。ここは展開利を見込める瀬戸から穴狙いで挑みたい一戦。