レース見解にいく前に、SSで追加参戦してきた⑤新山響平の、四日間の戦法のパターンについて考察したい。
　初日特選、着は度外視の組み立てで、積極的に前々(突っ張り)主導権、それが、どこまで持つのか！と試しのレース。二日目は、対敵が一段落ちるので、突っ張り基本で、好機に踏み上げ他派完封から横綱相撲で強さ見せつけ、連対は高確率ほぼ鉄板。三日目以降も、基本的には主導権奪取の組み立てなのだが、初日二日目みたいにムキにはならず、前々踏んで好位にハマったり、ライン出来ず身軽になったら痛烈な捲りも放つ。
　で…今日は、福岡の⑨林慶①岩谷拓とタテ屋が並んで主導権主張しそうだし、⑥中島詩も積極的タイプで前々叩き…と、なると…新山響は好位で待ちの展開となりそう。しかし好機には一気のダッシュでスピードカマシ炸裂の単筆頭、①松谷秀までは何とか追走で本線形成…折り返し無しだが、三番手⑧小島歩は危険水域で三着ヒモ探し。林の先行に乗る岩谷の切り替えは勿論ヒモ必須だが、岩谷が番手から合わせに出ると新山との折り返しは押さえとくべき。あと…点数かかる④今村麟が着拾いの連突入は脅威だし穴推奨、ココから伸びる⑦高原仁を多少。