渡邉雅也（5番車）は自在性が持ち味の選手だが、今回は2分戦の一戦となり、純粋な自力勝負になりそうな一戦。その展開では、自在性よりも自力の脚力が問われる形となり、持ち味が活かしづらい。

対して、徳田匠（1番車）は近況、積極的な自力勝負が目立ち、ここでも主導権を握る可能性が高い。純粋な脚力の比較では、渡邉より徳田の方に分があるとみてよく、それでいて人気は徳田の方が低いと見られ、妙味は徳田ラインにある。

中でも狙いたいのが、番手を回る松田治之（7番車）。しっかりとしたタテ脚があり、徳田が主導権を握る展開になれば、展開利を活かして抜け出すシーンが十分に考えられる。

ここは、徳田の先行策から松田の抜け出しに期待する一戦。オッズも含めて狙う価値は高い。