一見すると、小原佑太（7番車）という好目標を得た渡邉一成（1番車）に展開が向きそうなレースに映る。しかし、渡邉は横の動きが大の苦手。小原のカマシが決まり、後続がどこも迫ってこなければ、ラインで決着する可能性もあるが、捲りが迫った際にそれを止めてワンツーを決めるような場面は想像しづらい。

となれば、狙いたいのは捲りで浮上してくる千葉勢。なかでも、縦脚を持つ近藤保（3番車）を中心に据えたい一戦。